塩ビ配管に亀裂が発生

塩ビ配管に亀裂が発生


接着剤の溶剤ガスが塩ビ樹脂に浸透。ソルベントクラッキングを引き起こしていることが考えられます。その対策は・・

対策詳細

★ソルベントクラック(Solvent Cracking)★
ストレスクラッキング(応力亀裂)の一種であり、接着剤に含まれる溶剤(solvent)ガスが樹脂の内部に浸透し、
樹脂を軟化させ、繰り返される圧力変動などが作用すると亀裂を生じる現象をいう。
特に、塩ビ管の場合は
 ①接着剤の過剰な塗布(接着剤などを沢山つければいいというわけではない)。
 ②応力(熱応力・TS接合部の応力・曲げなどによる疲労)
 ③低温下での施工による溶剤ガスの管内滞留(溶剤ガスの浸透)
などの要因が作用した際に発生する。